すぐ片づく「モノの指定席」つくり

洗剤と布巾2016.11.24

TVで洗剤類のコマーシャルを毎日見ます。スーパー、ドラッグストアの洗剤類の陳列も見事です。
商品の数が多いのは風呂用、網戸用、トイレ用、食器用、鏡用等々、場所に特化した洗剤が多いのも一因です。
でも、商品の裏についている表示を見ると、どの商品もあまり成分は変わらないようです。
家庭で出る汚れは体からでる油、食品から出る油、泥、埃、カルキ、尿くらい。
これらは「酸性の汚れ」「アルカリ性の汚れ」のどちらかに分類されます。酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使うと汚れを落とすことができます。
ゆとり工房の収納セミナーでは「収納と掃除は違います」とお伝えしているにもかかわらず、何故ブログにこのような事を書くかというと、多くのご家庭で多種類の洗剤が収納スペースを広く占領してしまっているからです。

洗剤の種類を極力減らすと、洗剤の収納スペースを減らせることは明白です。
なるべく特別な種類の洗剤を減らし、ご自分で使いやすいと思う数種類の洗剤を選ぶと良いと思います。
今、「セスキで掃除」が話題になっています。本もたくさん出ています。
いろいろな場所を掃除することができる優れもののようです。
ナチュラルな洗剤は個人的には好きですが、掃除専門の会社ではないのでここでは詳しくは書きません。でも、例えば石鹸やセスキ水でもお風呂掃除は全く問題ありません。
同様にゆとり工房では布巾も研究中です。
台布巾、食器用布巾が山のようにあって、引き出しを占領しておられる方が多くいらっしゃいます。
布巾種類や使いよってはストックを含めて2~3枚に減らすことも可能です
また、洗剤を使わなくても洗えるお皿洗い用の布巾もあります。それを使うと洗剤をほとんど使わなくてすみますので、洗剤をゆすぐという時間が不要になり、お皿洗いが時短できます。手もあれません水も汚しません。
乾燥が難しいスポンジでなく早く乾く布巾を使うと雑菌が繁殖することもなく、衛生的です。場所をとるスポンジのストックも不要です。
いいことばっかりです。
物の処分は苦しいですが、考え方を変えたり、少しの知識で苦労せずに物を減らすこともできる場合があります