すぐ片づく「モノの指定席」つくり
片づけには家具が有効2019.05.16
収納で入れ物というと何をイメージされますか?
多分写真のような入れ物ではないでしょうか。
モノが少なければ、これらで間に合うかもしれません。
しかし、収納量は少なく、適切な使い方をしないと、これらを使ったばかりに却って出し入れしにくく散らかる原因に・・・。
今回は、狭い部屋ほど家具が有効なことをお伝えしたいと思います。
例えば、家を50戸建てたいけれど、狭い土地なので10戸しか建てられない、という場合、高いマンションを計画します。
モノも同じ、たくさんのモノを狭いスペースに収納するには、上の空間を有効に使える棚の家具を考えましょう。少ない床面積でたくさんのモノを収納できます。いわば、棚の家具はモノたちのマンションなのです。
たくさん収納可能のほか、一目瞭然で、出し入れしやすく、部屋の掃除もラクでさらに部屋がスッキリ!
イラストのように一畳(90㎝×1m80㎝)に広がったモノを棚の家具に入れると、たったの90cm×40cmの床スペースだけで収まります。
よく、モノは捨てたくない、使いやすくスッキリしたい、でも家具は置きたくない、という声をよくお聞きします。しかしながら、ボックスや引き出しだけでは難しく、それを実現できるのは適切なサイズの家具なのです。
この記事では「入れ物はかごや引き出し→家具」という意識を持っていただければ、遠回りをせずに、収納量が多く、アクション数1~2で出し入れしやすく、掃除しやすく、部屋がスッキリ見え、やり直しがない収納を最短距離で可能にする、という意識を持っていただければ嬉しく思います。(飯田)
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