整理収納学講座2019がスタートしました。2019.05.09
長いと思っていた10連休、あっという間に終わってしまいまいした。
我が家でも1日、収納を見直しました。
夫は古くなった服やちょっとスリムになったのでダブダブの服を捨てていました。
娘は着れなくなった服を少し捨て、棚の位置を少し変えただけでしたが、格段に使いやすくなり、散らかりにくくなりました。
この時期は暑くもなく寒くもなく、家の仕事をするには最高の季節です。
ということで、昨日、ゆとり工房でも29年目になる「整理収納学講座」が今年も始まりました。
1回目は「整理収納の基本」です。
昨日は私(吉田)も同席し、飯田の話を聞きました。
手前味噌ですが、「整理収納学講座はいいな~」と改めて思いました。
3時間9回に渡り、びっしりと1つのテーマについて話ができるのは「整理収納学講座」だけです。
部屋別、モノ別に話しますが、通してお伝えするので、それぞれを関連付けることができます。
さて、収納というとこんな入れ物をイメージしませんか?
・プラスチック引き出し
・箱
・カゴ など
収納用品にというとプラスチックの引き出しが何故多いのか?という話も出ました。
実は、昔の住宅の収納形態を引きずっているのです。
40年位前の住まいの収納といえば押入れが主流。
押入れは布団を収納するにはいい奥行きですが、生活道具の収納には適していません。
そこで、みんなが困っているところに登場したのがプラスチックの引き出し。
奥行きを有効に使うには画期的な入れ物だったと思います。
そこで収納にはプラスチックの引き出しは必須、という神話が定着しました。
クローゼットが主流になるとクローゼットの奥行き用の引き出しも出てきたので、必要と思い買います。
でも、クローゼットの扉が開けっ放しになっていませんか・・・(という話に「ん~そうそう」とうなずく方が半数いらっしゃいました。)これは扉を開け、引き出しを引き、下着を取り出す・・・意外とこの3アクションが面倒。
だから、引き出しはクローゼットの中ではなく部屋に置くほうが格段と使いやすい・・・ 部屋に置くとしたらプラスチックではない方が好ましい、などなど具体的な話も。
あったら便利と思いこんだ成り立ちなどがわかれば、もっと良い収納の仕方がある、ということも感じていただけたようです。
生徒さんからのお困りごとを詳しく伺えるのも整理収納学講座のいいところです。
ある方は、リビングに本が散らかるというお悩み。
本棚は寝室にあるのですが、ついついリビングに積み上げてしまうそうです。
これって同じ状況の方は多くないですか?
違う生徒さんからは、処分するまでの段ボールの保存場所に困るとの声もありました。これも、いつでもゴミを出せるマンション住まいの方以外は共通の悩みだと思います。
多くの悩みは意外と皆さん共通です。
でも、解決方法は残念ながら共通ではありません。
段ボールの悩みで言えば、回収までに溜まる量、出る頻度、家の間取りなどの条件により、それぞれ置き場所が違うからです。だから、本や雑誌、ネットで調べても上手くいかない事が多いのです。
しかし、この講座は「収納法を決めるまでの考え方とその実践」を学習をするので、自分の暮らしや住まいに合わせた収納を決める応用力がつきます。
一度だけ応用力を身につけることで一生収納では困らなくなります。
もちろん、ご自分で解決できない場合も多々あります。
講座の期間中はメールや電話などで質問できますので、個々の質問にお答えしていきます。
5月14日(火)にも再度1回目の授業を開催することになっています。
ご参加をお待ちしております。
ご参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。電話でも受け付けております。
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2024 今年も宜しくお願いいたします
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