すぐ片づく「モノの指定席」つくり
収納記事を真似しすぎない。2019.04.08
雑誌やブログ、フエイスブック、インスタなど美しい収納写真をたくさん目にします。
参考になる写真もありますが、よく考えてから真似することをおすすめします。
先日、キッチン収納の特集の雑誌を見ていました。
棚、引出し、すべて素晴らしく設計されたキッチンです。
しかも、キッチン家電まで全て扉で隠せてとても美しい。
でも、よく見るとお料理の専門家のキッチンなのです。
お仕事のスタッフや生徒さんも使うので、何が何処にあるかが明確なようですが、普通の主婦と使い方が違うようです。食器、調味料、キッチン家電の量も家庭とは桁違いです。
指定席が完璧に決まっているので、使い終わったら、誰が片づけてもきちんともとに戻してもらえそうですが、私には戻すのがかなり面倒と感じました。
お仕事や特別な時は、気がはっているので面倒に感じませんが、毎日の食事作りの場合は5歩でも歩くのが面倒と感じるものです。
違う例ですが、写真の様なオープンの棚はとても使いやすいのですが、あまり使わないモノを収納すると、油や埃がつき、使う前に洗わなければならなくなったら、とても面倒なことになります。
でも、毎日使うお茶碗、お椀などを収納するととても使いやすくなります。
シンクから遠くない場所という条件が必要ですけど。
同じ収納でも、条件が違えば良くも悪くもなります。
ゆとり工房のセミナーや整理収納学講座では、「何故良いか、何故悪いか」をお伝えしています。
理由がわかると、自分に合わない収納を真似して「私はだめなんだ~」という悩みから開放されると思います。
だめなのは自分でなく、自分に合わない収納を選んだことです。
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